用語解説

<<骨切り用語集>>

・小顔整形

手術としては骨切り術(エラ、頬骨、口元)、顔の脂肪吸引があります。

注射としてはエラのボトックスがあります。

また視点を変えて、目鼻立ちを大きくして、彫(ほり)を深くすることでも小顔に見せる効果があります。

※プロテーゼ、耳介軟骨などによる隆鼻術や鼻尖縮小術 →鼻すじが高く通る

※二重切開、目頭切開、目尻切開によって、3方向へ目(眼裂)を大きくする。

眼瞼下垂に対する手術(挙筋前転術)で目の開きを大きくする。

・骨切り =骨削り

電動ドリルのような「ストライカー」という機械を使って、骨表面の出っ張っている部分を中心に削っていきます。

・エラ削り

エラとは下顎骨の一部分で、耳たぶの下方で突出している部分です。「下顎角部」と言います。

角部を削って、この突出を軽減させることがエラ削りです。

・オトガイ削り、オトガイ水平骨切り

オトガイとは顎先のことです。下顎骨の一部です。オトガイは適度に突出していると小顔に見えますが、突出しすぎていると顎が長く見えたり、

幅広く突出していると男性的にゴツく見えます。

オトガイの長さを短縮するには、水平方向に切って、その切断面にて削り込むことで小さくします。これがオトガイ水平骨切りによる短縮術です。

またこの切り方では、顎先を前にずらして顎を出したり、後ろにずらして引っ込めたりも可能です。

オトガイが小さくて「顎がない」「顔が丸い」と言われる人は、顎を前に出すために、プロテーゼをオトガイに挿入したり、クレビエールを注入したり、オトガイ水平骨切りによって、オトガイを前方に移動させたりします。

水平骨切りした先端部をさらに真ん中(矢状方向)で2分割して、その切断面を削り込んで横方向に対しても顎を小さくすることがあります。これをオトガイT字骨切り術といいます。

・フェイスライン

フェイスラインとは「顔の輪郭」、すなわち下顎骨の下縁(輪郭)、あるいはその周辺部分を指します。

20代・30代では、フェイスラインを小顔にする目的で、 エラ削りや脂肪吸引を行います。

40代・50代では、フェイスラインのタルミを改善する目的で、フェイスリフト(および部分的脂肪吸引)を行います。

・Vライン骨切り

美しいフェイスラインとは、顎がV字にとがっている(顎が幅広くない)輪郭だといわれます。U字のフェイスラインは顔が丸く見えたり、タルミが目立って見えたりします。

これはエラ削りを広範囲に行う骨切り術です。角部~オトガイまでの下顎全体削りを行います。

・歯槽骨骨切り=セットバック

口元が出っ張った印象を改善させるには、歯の土台の骨に切れ目を入れて、後方に引っ込めることが必要です。このときに4番目の歯(第1小臼歯)を抜糸します。

※奥歯から下顎の全体を移動させる場合、下顎枝の骨切り術を行います。「下顎枝矢状分割骨切り術(Obwegeser法)」といって、大学病院などで一般的な術式です。

※「下顎枝」とは下顎の後方の垂直部分を指します。「矢状」方向とは、耳介に平行な平面です(顔面に垂直、かつ水平面に垂直)。矢状面で縦に骨を分割して移動するということです。

美容外科では、奥歯からの歯槽骨(歯が生えている骨)の全体を移動するのは大変ですから、部分的に切断して移動する「分節骨切り術(SSRO)」が一般的です。4番目の歯を抜歯して、前歯の左右3本(6本)を、5-6mmほど後退させます。これにより、口元が出っ張った印象が改善されます。

これがいわゆる「セットバック」です。 上顎と下顎のセットバックがあります。

※歯槽骨とは歯を収めている部分の名称で、上歯槽骨は上顎骨の一部です。下歯槽骨は下顎骨の一部です。

上顎前突に対しては、上顎のセットバックを行います。 下顎後退に対しても同様の方法で咬み合わせの改善を試みます。

・反対咬合

正常咬合とは、咬み合わせた時に、上の前歯が下の前歯の3-4mm前方に被さる状態を言います。このようにわづかなズレがあることで、前歯で咬み切ることができます。

上の前歯と下の前歯にズレがないと、かち合ってしまって上手く咬めません。この状態を「切端咬合」と言います。切端咬合では、笑ったときに見える「スマイルライン」も、審美的に良くありません。

反対咬合とは、これよりさらに下顎が前方に出て、下の前歯が上の前歯よりも前方に出ている咬み合わせです(いわゆる「しゃくれ」)。

・受け口  =反対咬合 ≒しゃくれ顎

「しゃくれ顎」の定義は下顎骨の突出が大きいものを言いますので、厳密には反対咬合(受け口)とは異なります。

下顎が突き出て見える人でも、笑った時の歯並びはキレイ(正常咬合)な人がいますが、これは「しゃくれ(オトガイ前突)」であっても「反対咬合」ではない、ということになります。

・「こんもりお口」

口元が「こんもり」と前方に突出している顔立ちを言います。突き出た口が「猿みたい」と言われたり、「締まりのない口元」、「出っ歯」などと言われたりします。

これは上下の顎骨の中でもその歯の尖端部分、つまり「歯槽骨」と言われる歯の土台から歯の尖端にかけてが特に前方に突出している状態です。

こういった場合、オトガイが小さく後退している(顎が小さい)ことが多く、より口元の突出が強調されて見えます。「鳥みたいな顔」と言われたりします。

治療法としては、プロテーゼや骨切り術でオトガイを前方に出したり、セットバックにて歯槽骨を後退させたりしてバランスを整えます。

・「出っ歯」≒こんもりお口

特に上顎の前歯が前方に突出している状態を指すことが多いですが、上顎・下顎ともに突出している状態も出っ歯に含まれます。

治療法としては、その程度によって上顎だけセットバックしたり、上下ともセットバックしたりします。

※2回に分けて行うこともあります。

・LeFortⅠ型 骨切り術

LeFortⅠ型とは、顔面骨の骨折線の一つです。Ⅰ型~Ⅲ型があります。Ⅰ型骨折とは、上顎骨の歯の上方から鼻孔へ顔面を横切るような骨折線です。

完全にⅠ型で骨折すると、上の歯を含めた上顎はグラグラの状態になります。

LeFortⅠ型骨切り術とは、骨切りによって人工的にⅠ型骨折を生じさせ、上顎骨をグラグラの状態にします。4番目の歯を抜歯して、骨の断面から削り込むことで、上顎の前歯を上方へ移動して上顎を縦に短くしたり(中顔面短縮)、後方へ移動させて突出を改善したりします。

上顎骨を後退させて口元を引っ込める場合、3番と5番の歯をできるだけ接近させて、4番の歯の隙間を塞ぎます。

※隙間は完全に塞ぐことは困難ですから、ここに少しの隙間は残ります。また前歯の6本の歯が移動するため、咬み合わせも微妙にズレる可能性があります。これらの微調整を、その後の歯科治療(補綴 ほてつ)によって行います。

※補綴(ほてつ)とは、歯の欠損部に入れ歯をしたり冠(クラウン)をかぶせたりして、歯の働きを補うことを言います。

クラウン(冠)・・・歯を少し削って、上に被せるもの

ラミネートべニア(板)・・・歯を少し削って、前面に張りつけるもの

これらによって歯列を整えます。

LeFortⅠ型 骨切り術は術者も患者も大変ですから、病的な変形に対して、大学病院で行うことが一般的です。美容外科では分節骨切り術(SSRO)がより一般的です。

※咬合の変化が大きい、出血・麻痺のリスクがより高い、腫れが強く長い、入院が必要である、手術時間が長い、などの点から大変です。

・頬骨削り arch infracture

頬骨の側面を弓部(arch)と言います。頬骨の突出を削るだけで不十分の場合には、archに骨折を加えて内側へ陥没させて、顔の横幅を小さくします。

・ストライカー

ストライカー社製の電動の骨切削機です。ドリルタイプ、バータイプ、鋸タイプ、ヤスリタイプなどがあります。

骨切り術の80%以上はこのストライカーを使用します。

・ピエゾ

超音波を用いて骨を切る機械です。切れ味ではストライカーに劣る分、周囲に対する熱ダメージ、機械的ダメージが少ないです。

このため、神経孔の付近だけピエゾを併用するケースもあります。

 

 

 

 

 

 

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